創業以来、本社を構える小松市の中心市街地は、古い歴史を感じさせる街並みが特徴的なエリア。伝統的な建築様式の「こまつ町家」が今も1,000軒以上も残り、町人文化が栄えた往時の面影を伝えています。 当社のオフィスもそうした「こまつ町家」の特徴を備えた昭和初期の日本建築。一見すると、まさかこの奥で、最新鋭設備の印刷機が日々活躍しているとは見えないことでしょう。 常に時代の先を読み、ニーズや技術の移り変わりに敏感に対応して来た歴史が、ここには詰まっています。
当社が創業した昭和20年代、印刷の主流は活版印刷でした。
当時、ずらりと並んだ棚に、ぎっしりと金属活字が収められていた懐かしい光景は、いま思い返してもまさに壮観。その膨大な数、フォントの種類、サイズの異なる活字の中から文字を拾い、組み上げていき、印刷物はまさに緻密な手作業で作られていました。
そうした中、英文用の活字がどこよりも揃っていたことが、社名「英文堂印刷」の由来となっています。地方にあって、ハイカラな文化の息吹を届けていた歴史が、源流にあるのです。
会 社 名 | :英文堂印刷株式会社 |
---|---|
所 在 地 | :石川県小松市龍助町67 電話番号:0761-22-0949(代) |
代 表 者 | :代表取締役社長 新田 俊郎 |
設 立 | :昭和29年 4月 |
事業内容 | :各種印刷物の製造 |
昭和29(1954)年 4月 | 新田位志雄が現在地にて会社設立。 |
---|---|
昭和48(1973)年 1月 | 自社ビルを建設し、オフセット工場として稼働開始。 |
平成8(1996)年 11月 | 新田昭彦が代表取締役社長に就任。 |
平成10(1998)年 8月 | オンデマンド印刷機を初導入。 小ロットの印刷に対応できる体制を整える。以来、最新機種を更新。 |
平成14(2002)年 9月 | オフセットカラー印刷機を導入。幅広いニーズに対応が可能となる。 |
平成26(2014)年 2月 | 新田俊郎が代表取締役社長に就任。 |